2024年6月22日、フェリス女学院大学は緑園キャンパス(横浜市泉区)で、小檜山ルイ新学長就任の記念イベント「Z世代の女性と大学教育ー女子大学からジェンダーと大学教育を問い直すー」(ジェンダースタディーズセンター主催)を開く。後日録画配信も予定している。

 フェリス女学院大学によると、登壇者は小檜山ルイ学長のほか、津田塾大学の高橋裕子学長、東京大学の矢口祐人副学長、同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科の三牧聖子准教授。

 小檜山、高橋の両学長は日米の女性とジェンダーの歴史を研究する一方、大学経営に携わっている。矢口副学長は近著で東京大学の男性中心的な構造がどのような歴史の中で生まれたのかについて問い直している。三牧准教授は近著でZ世代の先鋭的なジェンダー論を議論している。構造的なジェンダー問題が残る日本社会で女性の大学教育をどう位置づけるべきなのか、4人の研究者がそれぞれに立場から見解を述べ、あらためて大学教育のあり方を問い直す。

 参加定員は150人。参加費は無料だが、フェリス女学院大学ホームページから6月20日までに事前申し込みが必要になる。後日の録画配信も同様。

参考:【フェリス女学院大学】フェリス女学院大学が6月22日(土)に新学長就任記念イベント「Z世代の女性と大学教育―女子大学からジェンダーと大学教育を問い直す―」を開催

フェリス女学院大学

「For Others」誰かのために学ぶ。新しい時代を切り拓く女性をめざして

2020年に創立150年を迎えたフェリス女学院は、緑園と山手の2キャンパスに3学部と専門性豊かな3研究科を設け、「For Others」の教育理念のもと、新しい時代を切り拓く女性を育成。学生の自主的で自由度の高い学びを実現する環境づくりを大切に、個々の興味・関[…]

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