群馬大学が開発した土壌改良材を使用して群馬県沼田市で生産されたコメの「真田のコシヒカリ小松姫」が、茨城県つくばみらい市で開かれた「第27回米・食味分析鑑定コンクール国際大会」で2年続けて全国最高評価の国際総合部門金賞に輝いた。
群馬大学によると、土壌改良材は副学長を務める大学院理工学府の板橋英之教授の研究室が地域で排出される廃菌床や食品由来のごみを原料にして開発し、沼田市白沢町の金井農園を通じて真田のコシヒカリ小松姫生産組合の組合員に無償提供されている。カドミウムなど人体に有害な重金属がコメに吸収されるのを防ぐほか、コメ自体をおいしくする効果を持つという。
金賞に選ばれたのは、生産組合の金井慶行さん。金井農園を営み、真田のコシヒカリ小松姫を生産している。戦国武将として知られ、江戸時代初期に沼田を治めた真田氏の時代に整備された用水の水が良質で、昼夜の寒暖差が激しい土地が稲にでんぷんを蓄えさせて甘さの強いコメを育てる。
米・食味分析鑑定コンクールでは、国際総合部門で新木伸和さん、松浦力さん、都道府県・海外地域代表お米選手権で名渕亮平さんが、生産組合から特別優秀賞に選ばれている。
