「新学部では、センターと連携して演習や実習を強化する予定で、最先端の研究に触れられる機会提供していきます。また国内の大学・民間では、月軌道までの衛星運用が可能なアンテナを持つ施設はほかになく、貴重な学びができることは間違いありません」

 またカリキュラムは、学生自身の興味・関心にあわせて柔軟に選び取っていけるよう、文理横断型の学びを特徴としている。1年次に総合的な知識を習得後、2年次からは「データサイエンスコース」「経営システムコース」から専門を選択し、学びを深めていく。

卒業後の進路として想定されるのは、IT企業や会計事務所など情報や経営に関連する企業・団体へ の就職、データサイエンティストや高校教諭。また、自ら起業することも期待される。

 現・環境情報学部経営情報学科では、こうした恵まれた学修環境を背景に、「地方創生ハッカソンin福井」での優勝者や、「北陸イノベーショントライアル」で3年連続入賞を果たすなど、未来をリードする人材を輩出してきた実績がある。

 「5年先ぐらいの未来を想像し、自身がどうなっていたいのか、それを実現するためには何をすればいいのか。自ら考えて勉強していってほしいですね。そのための学修環境は整備していきます」と馬場口教授。

 最先端の環境に触れ、実現したい未来・社会を創造する力を養ってほしい。

 

 

 少人数教育を重視。地域の課題をチャンスととらえ、経営×ICTを学ぶことで新たな価値を生み、課題解決のエンジンとなる人材の育成を目指す。

 

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福井工業大学

「知」をつなぎ、「未来」を創る大学だからこそできる、多彩な学びと経験

福井工業大学は、2023年4月より4学部8学科の工科系総合大学にシンカします。地域社会が求める幅広い専門性を備えた国際化時代に相応しい人材の育成に取り組み、みなさんに新しい学びの選択肢と豊富な進路の可能性を提供していきます。令和2年度には「ふくいPHOENIX[…]

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