拓殖大学は、2025年4月、政経学部に社会安全学科の開設を予定している(仮称・設置構想中)。

 近年の社会情勢では災害や事故・事件の多発、感染症の流行、治安の悪化など、社会、地域の安全・安心を脅かす懸念が増大し、未然防止対策を講じることのできる防犯・防災人材がますます求められていいる。

 政経学部社会安全学科では、法律学、政治学分野における社会安全上の理論的・実践的知識を身につけ、グローバル化時代の社会安全上の諸問題を的確に見極め、解決できる能力と意識を持った人材を育成。地域コミュニティ、地方、国、地球規模などの多角的な視点から社会安全上の課題を発見し、解決へと導く実践力、法律学や政治学の幅広い知識と社会安全上の諸問題を分析する能力、社会安全分野の専門知識や技能を修得する。

 また、必修科目の社会安全論をはじめ、キャリアデザイン科目の講座「守る力」(防犯・防災・防衛)、さらに自由科目の「武道演習」などの履修により、各自の卒業後の希望進路に対応した専門知識と技能を修得。防犯設備士、防災検定1級、ITパスポート、柔道初段(2段以上も可能)などの資格取得を目指すことができる。入学定員は150名、八王子国際キャンパスに開設予定。

参考:【拓殖大学】政経学部新学科設置について

拓殖大学

「社会に貢献できる真の国際人」を育成。学びの舞台は世界へ

拓殖大学は、世界各地で活躍する「国際大学」のパイオニアとして大きな足跡を残してきました。校歌にも謳われる「人種の色と地の境 我が立つ前に差別なし」。アジアへ世界へと羽ばたき、社会へ貢献できる真の国際人を育成しています。現在、文系4学部、理系1学部の5学部を擁し[…]

大学ジャーナルオンライン編集部

大学ジャーナルオンライン編集部です。
大学や教育に対する知見・関心の高い編集スタッフにより記事執筆しています。