2025年1月14日、筑波大学マレーシア校は、茨城県立水戸第二高等学校の生徒たちを迎えた。
水戸第二高校は筑波大学本部のある茨城県に初めての高等女学校として創立されて以来、120年以上の歴史を持つ県立高校。2023年から5年間、文部科学省から「第Ⅳ期スーパーサイエンスハイスクール指定校」に認定されており、探究力を伸ばし、積極的に世界を目指す女性科学者とサイエンスリーダーを育成するための研究開発を行っている。
今回はSSHプログラムの一環としてマレーシアを訪れた生徒たちが、筑波大学マレーシア校を訪問。辻村真貴学群長の出迎えを受け、山田洋一准教授によるプレゼンテーションが行われ、マレーシア校の学生も参加するなかで高校生たちもプレゼンテーションを披露した。また、日立ハイテクマレーシア会社の山田英博社長が一行に加わり、日立電子顕微鏡を実際に体験した。
筑波大学マレーシア校(学群名:学際サイエンス・デザイン専門学群)は2024年9月に首都クアラルンプールで開校。日本の大学の学位を授与する学部を海外で設置するのは初。マレーシア国内でトップのマラヤ大学(QS世界大学ランキング2025で60位)にキャンパスを設置しており、現在、1期生13人(マレーシア国籍7人、日本国籍6人)が学んでいる。
参考:【UNIVERSITY OF TSUKUBA, MALAYSIA】 Welcome to Ibaraki Prefectural Mito Second High School