慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科は、東京工業高等専門学校と、教育・研究・社会貢献活動にかかわる包括連携協定を2016年2月8日に締結しました。

 この包括連携協定は、慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科と東京工業高等専門学校が、教育・研究活動全般にかかわる連携を推進し、相互の教育・研究の進展と社会の発展に寄与することを目的とし、今後は、教職員、研究者および学生の交流を活性化させ、社会貢献に努めるとともに次代を担う国際的に活躍できる人材の育成を推進していきます。

 東京工業高等専門学校は、早期体験重視の教育を通して、創造力・実践力・応用力の備わった技術者の育成に取り組み、また、5年間の本科の後には2年間の専攻科が設けられ、専攻科修了者には大学評価・学位授与機構の審査を経て学士(工学)の学位が授与される大学院との連携に親和性の高い学校です。一方の慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科は、「デザイン」・「テクノロジ」・「マネジメント」・「ポリシー」の4つの領域を複合し、メディアイノベータを育成するための大学院。大学国際色豊かで多様性に富んだ学生が在籍し、国内外の企業や組織、個人と関わりながら、新しい価値を社会に提案するイノベーションによって新規に市場を作り出すための教育と研究を推進しています。

 慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科では 2015年11月に木更津工業高等専門学校とも包括連携協定を締結しており、高等専門学校との連携はこれで2校目となります。

慶應義塾大学

大学ジャーナルオンライン編集部

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